イメージ 1 イメージ 2


イメージ 2

古着屋を営んでて一番アイテム数が多いのがTシャツです。多いときで約2000着近くあるのですが、最近これが欲しい!と思うTシャツが減ってきているような気がします。ってことはお客様も同感なのでは…もちろん人それぞれの感性や体型など違うのですが今までは自分がいいと思ったものは大抵すぐに売れていました。古着屋さんが最近衰退をし始めているのが事実です。それは今のファッションテイストが古着では間に合わなくなったのもあると思いますが、良質と言うかお客様が思い描いている古着と現実の古着にギャップが出てきているからだと思います。あったと思っても70年代以前のヴィンテージ物だったりで高価で手が出なかったりすると思います。「だったらヴィンテージテイストの新品でいいや~…」というのが今の現状だと思うのです。古着離れが囁かれている中、実はお客様ってそこまで古着と言うものを軽蔑しているわけではないと思うのです。経営が上手くいっていない同業者からは「お兄系やギャル系、オネエ系が流行っているから…」とよく聞きますが、古着屋、アメカジが大好きな人はまだまだ沢山いると思うのです。実際、特に週末なのですが多数のお客様にご来店をいただいております。でも古着が沢山売れるかと言うと…笑 やはりお客様の話や要望を聞いていると最近多い90年代以降の古着は好まれていないような気がします。かといってヴィンテージという付加価値を求めてるかたも以前より少ないのも事実でほとんどのお客様は予算内でかっこよければいいと思ってられると思います。
 古着好きの人には「人とは同じものが嫌だ」というオンリーワン志向が強い方が多いと思います。既製品のほとんどは流行ると街やコンビニなどでまったく同じアイテムをまとった人に出くわし、なにやらお互い気まずい思いをした人も多いと思います。流行り物が嫌いなのではなくかぶるのが一番嫌な自分はそこでスタートしたのが「CANDY OUTFITTERS(キャンディー・アウトフィッターズ)」というインディーズブランドなのです。まずは手始めにTシャツをガンガン作っているのですが、以前の日記でも話しましたが「量産はしておりません!」 インディーズTシャツをリリースしているお店や個人の方のほとんどが「シルクスクリーン」というもっともベーシックな方法で作成されていると思うのですが、型を作成するのが高価なので結局、売れるか売れないかわからないまま数十枚から数百枚作っていると言うのが現状だと思います。デザインにはもちろん皆さん自信もあるだろうからそこまでして大金をはたいて作ると思うのですが、それっていかがなものかと…そう、数十枚から数百枚を巷に流すと先ほども話したのですが、やっぱり被る率が高まるのです!それを気にしない人はいいと思うのですが、少なくとも自分は嫌だしそれをお客様にすすめるのもなにやら気まずいと思うのです。キャンディー・アウトフィッターズは独自の方法で型を作らずフルカラーで印刷しております。もちろんアイロンプリントならぬ転写プリントという反則技?笑も使っておりません。型を作らないので少量生産&低価格でリリースできるのです。その甲斐あってかどうかわかりませんが、思った以上に売れ行きが好調です(ご購入いただいたお客様本当に本当にありがとうございます!!)。
インディーズTシャツというジャンルを通して更なる発展を切望している現在の古着屋キャンディーであります。
ps.今後ただTシャツをリリースするのではなくちょっと変わった試みと言うか計画がありますのでまたいつかお話します…どうぞお楽しみに!!

古着屋キャンディーWEB SITE http://www.shop-candy.com/